“廃人”の運営するCafe Romanのブログ


by haijin0420
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カテゴリ:山田 悠介( 1 )

 えぇ・・・・・・リアル鬼ごっこ、山田悠介さんですね。
 はっきり言うと、これほどに迫力のないホラー?はないと思いました。まず、展開としても、結末が見えやすく、三人称を扱ってはいますが、なんていうか下手なんですよ。文章力も、表現の繰り返しはないんですが、それじたいが定番的なんですよ。正直、おもしろくないです。まぁ、あまり小説(活字)を読まない人にはお勧めになるかもしれません。内容も簡単で、また読みやすいテンポの文章が続いてます。淡々なんです。淡々で、薄くて、それだけなんです。だから、深みがないのです。話しか見えないので、作者が伝えたいことがなにも見えてこないのです。たかがホラーでも、もうすこしテーマをつけてほしいなぁと思ったしだいです。
 考えてみたら、山田悠介さんって人気作家なんですよね。とくに若者に圧倒的な支持を得ているんですよね。僕も、山田氏の作品はいくつか読ませてもらいましたが、どれも感動や、巧いとか、そんな風には思いませんでした。自分のレベルが高いというわけではありませんが、やっぱり活字離れの世の中になってきたのかなと、再認識しました。
 活字離れという問題がテレビから発せられ、漫画がそれを助長し、大した作品でもないのに、読んだこともないから「これは大作だ」とか勘違いする輩が現れるわけです。
 まぁ、結局、テレビを作った世代が、「活字離れはテレビや漫画ばかり見るからだ」と若者を叱るわけですよ。皮肉ですね。テレビが出来たころから、子供達はテレビに首っ丈になり、それがすでに活字離れが将来的に起こることを示唆していたにもかかわらず、当時の大人はなんにもわかってなかったんですね。
 誰も最初から文豪の作品を読めとは言いません。日本人らしく「三四郎」を読めだとか、人間の心理を知るために「人間失格」や「晩年」を読めなども言いません。
 せめて最初に読むのは「銀河鉄道の夜」にしましょう。こんなにキレイな作品はありません。確かにコドモ向けかもしれませんが、この作品(銀河鉄道の夜)には、大人も子供も関係なく巻き込んでしまう魅力に溢れています。まぁ、この作品を読んだあとに「リアル鬼ごっこ」を読んだら、馬鹿みたいですけどね。本当、お金を出してこれを買ってしまった自分が馬鹿みたいです・・・・・・
 山田悠介ファンの方、さんざん批判してすみません、個人的意見なので、まぁ聞き流してやってください・ω・;
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by haijin0420 | 2006-08-13 22:21 | 山田 悠介