“廃人”の運営するCafe Romanのブログ


by haijin0420
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カテゴリ:辻 仁成( 1 )

 辻さんの青春時代に大きな風穴を空けて去っていったあるロシア人。それを訪ねるためにアメリカにわたり、そこでいろいろなことを感じながらあるロシア人を目指します。
 世界が幻のように思えた若い頃、アメリカという大陸、地球という単位の中でのアメリカ。小さな存在かもしれなくても、確かに幻ではないという現実。人々の営み、営みの末の結果、結果に残る分岐点。どれもが彼を見た。
 僕自身としては、こういうエッセイは好きです。辻さんの文学的な部分が垣間見れるし、青春時代に誰もが抱くような心理的な喪失感と不安への答えがあるような気がするんです。
 写真などもついていて、とても読み進めることは苦ではありません。おもしろいというよりは、勉強になる読み物です。
 読むことをお勧めします。
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by haijin0420 | 2006-09-02 23:54 | 辻 仁成